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横浜サンテ
Santé(サンテ)は緑溢れる横浜市都筑区に建つ南仏プロヴァンススタイルの
一軒家です。
木々の中にひっそりと佇むこの家、
Santéの前に立つと、
誰もがどこか懐かしいような、
キュッと心が締め付けられるような気持ちになることでしょう。
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玄関の重い木の扉を開けると、
まず左手には大理石のらせん階段が2階に続きます。
そのまま1階の暖炉のある廊下を抜けると
右手には分厚い木のダイニングテーブルに古めかしいアンティークの椅子が並び、
左側には石造りのアイランド型キッチン、
正面には薪のオーブンが、
経てきた長い年月を物語っています。
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高い天井からは、
お菓子作りを愛したオーナー自身のタルト型を使用した
手作りのチョコレート色のシャンデリア。
アンティークレースのカーテンがかかる木枠の窓からは光が降り注ぎ、
ひんやりとした空気を煌めかせています。
2階(非公開)へ上がってみましょう。
大理石の階段は年月を経てとても丸みを帯びています。
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見事なまでのらせん階段、
裸足には心地よいひんやりとした石、
古い無垢材の床の踊り場と廊下を抜けると
そこにはプライベートな空間が静けさと木漏れ日をまとって広がります。
この度、南仏プロヴァンスを心から愛したオーナーと
建築家の方が長い年月をかけて完成させたこの家にて、
私が料理教室を開催させて頂く運びとなりました。
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私が初めてプロヴァンスを訪れたのは、フランス文学を学んでいた学生時代。
パリの大学に入る準備としてカンヌの全寮制の学校にお世話になりました。
その学校はカンヌの発祥の丘である海辺の旧市街を越えたところにあり、
旧市街には、まるでSantéのような家が修繕を重ねながら
何百年も前からそのままの姿でぎっしりと立ち並んでいます。
欧米からの留学生の中には、
寮を出てその旧市街の小さな家を借りる友人もいたのです。
そんな友人宅で簡単なお料理をし、
ワインをいただいた静かな長い週末の夜。
日本の家族とは手紙と週1回の電話を待つだけの時代、
自分が遠い遠いカンヌにいることをしみじみと感じ入った思い出です。
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Santéとは フランス語で乾杯!
という意味。
センチメンタルな気分はひとまずさておき、
このご縁を大切に、プロヴァンスを愛したオーナーと建築家の方、
そのご家族の方々の想いを大切に、
皆様に充実したフランスの家庭料理、菓子、そしてチーズとワインのレッスンをお届けし、
存分に楽しんで頂くことが出来ましたら幸甚です。
皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。
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